現在「伏見+Art」フェスティバルが伏見桃山・中書島地域にある7つの商店街で行なわれています。
7商店街のうち油掛商店会では、西岸寺(油懸山地蔵院西岸寺・京都府京都市伏見区下油掛町)にて「お地蔵さんとにぎわい市」が開かれていました。
西岸寺は、天正18年(1590)雲海上人によって創建された浄土宗の寺です。
西岸寺にある油懸地蔵尊は、鎌倉時代から人々を見守り続けており、商売にご利益があると言われています・・・
天明版「都名所図会拾遺」によれば、昔、山崎(乙訓郡)に住む油商人が油を担いで門前を通ろうとした時、転んで油を流してしまいました。呆然とするもこれも運命と思い直し、残った油を石の地蔵尊にかけて帰りました。この時より油商人の商売が大繁盛して大福長者になりました。
本日開かれた「お地蔵さんとにぎわい市」ではお堂前のマーケットで購入した方が油懸地蔵尊に油をかけることが出来ます。
是非とも皆様たっぷり油をかけて大福長者になって下さいませ・・・\(^◇^)/
(2015/3/8投稿)