京の酒どころである伏見ですが、本日、玉乃光酒造(京都府京都市伏見区東堺町・延宝元年(1673) 創業)にて新酒の香りが漂う春の蔵開きが行なわれていました。
きき酒(純米大吟醸、純米吟醸、樽酒)や新酒の販売、フラガールなどのステージイベントが催されており、多くの人で賑わってました。
また出店ブースでは、やきそば、粕汁、やきとり、鴨出汁そばなどが振舞われていました。
写真は、杜氏の酒造り唄のあとに行なわれた酛摺り唄(もとすりうた)の様子です。
酒造りのもととなる酛(もと・酒母のこと)は、半切桶に蒸米(むしまい)、麴(こうじ)を入れて水を足し,長い櫂(かい)で撹拌して作りますが、このつらい酛摺り作業を少しでも和ませるために歌う唱が、酛摺り唄です。
今日は気候も良く、絶好の蔵開きでした。皆さん、あまり呑み過ぎないように・・・
(2015/3/21投稿)