勧修寺(かじゅうじ・真言宗)は、昌泰3年(900)醍醐天皇が生母である藤原胤子の追善のために創建した門跡寺院です。(京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町)
勧修寺の庭園(勧修寺氷池園)の中心である「氷室の池」は、平安時代の作庭と言われ、現在は睡蓮の名所です。写真左は、勧修寺の庭園入り口です。
(2011/1/20投稿)
まだ寒い時期ですが、久しぶりに、勧修寺に行きましたので、駆け足で?追加アップ致します・・・ (^o^)/>
左の写真は、書院の傍にある老梅の幹です。「数百年の自然の造形美である『伏した竜の形をした老梅の幹』は天下無双です。」(案内板より)
老梅の幹の傍にチョットだけ見える建物は、重要文化財である書院です。貞享3年(1686)に後西天皇の御殿を下賜されたものです。
写真右は、勧修寺宸殿(しんでん)です。元禄10年(1697)に明正天皇の御殿を下賜されたもので江戸時代初期の御所の建物です。入母屋造、桟瓦葺きの堂々とした建築物で、内部は書院造です。
勧修寺本堂(写真左)は、寛文12年(1672)に霊元天皇の仮内侍所を下賜されたもので、元は近衛家の建物でした。最後の写真は、昭和6年の再建の観音堂で、「大斐閣」とも呼ばれており、睡蓮の名所である「氷室の池」の近くにあります。
(2013/2/11投稿)
★勧修寺へのアクセス
地下鉄「小野駅」徒歩5分
★勧修寺の観光見所
宸殿、書院、勧修寺型燈籠
★勧修寺の重要文化財
書院、蓮華蒔絵経箱、仁王経良賁疏、金剛頂瑜伽経(巻第一、二)