日蓮宗寺院である宝塔寺(京都府京都市伏見区深草宝塔寺山町)
古くは真言宗の大寺(極楽寺)であり、「源氏物語」第33帖 藤裏葉(ふじのうらば)における恋物語の場所となったのが、宝塔寺の前身である極楽寺です。宝塔寺には、七面山の山麓から山頂に向かって本堂・客殿・方丈・塔頭など30余棟の堂宇が立ってます。宝塔寺の本堂は、豊臣秀吉が方広寺大仏殿を建立した際の余材を使い、11年の歳月をかけて、慶長13年(1608)に完成したものです。
右の写真は、七面大明神に行く七面宮参道の入り口です。「頭上注意」の看板が掛かっております。ご注意を・・・
★宝塔寺へのアクセス
京阪「深草駅」徒歩約10分、JR「稲荷駅」徒歩約10分
★宝塔寺の重要文化財
多宝塔、四脚門(総門)、本堂