源空寺(京都府京都市伏見区瀬戸物町)
源空寺は、慶長17年(1612)徳川家康より現在地に900坪の土地を賜り、蓮乗房忍空の草庵を移転してできた浄土宗の寺院であり、法然上人二十五霊跡の一つです。
左の写真は、 伏見桃山城が廃城となった時、城内の建物の一部を移築した源空寺の山門です・・・がよくよく見ると上が本瓦葺、下が平瓦葺と一風変わった造りとなっています・・・ (._.)?
源空寺の朝日大黒天像(出世大黒天)は、伏見城の巽櫓(たつみやぐら)にあった豊臣秀吉の持念仏です。この大黒天は、豊臣秀吉に天下統一の大福を授けたと言われ、出世開運・商売繁盛のご利益があります。この地は、「福受け大黒」とも言われる出世大黒天があることより、もともと新大黒町の町名で呼ばれていました。
※ 昭和4年伏見市となった時、紀伊郡伏見町字新大黒町から現在の「瀬戸物町」に変更されています。