水の美味しい伏見には、酒造メーカーが多く立地してます。伏見の地下水は、酒造りに適したミネラルを含む中硬水であり、現在、酒造用井戸は50本を超えています。
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上の写真は、御香宮神社に並べられている酒造メーカーの酒樽(写真右)と道すがらとある場所の道路沿いに展示されているミニ酒樽(写真左)です。
明治時代には、秋祭りが終わり、新米が運ばれてくる11月頃、丹波杜氏や越前杜氏たちが、蔵人(くらびと)をつれて伏見を訪れ、酒造りの勘と技を競っていました。
冬になると、新酒が出来たことを知らせる酒林が吊るされ、町中に芳醇な香りが漂います。
※ 酒林(さかばやし・上の写真)は、杉の葉(穂先)を集めて球状にしたもの(杉玉)で、造り酒屋の軒先に吊し、新酒が出来たことを知らせます。