京都の紅葉シーズンも終盤に入りましたが、3連休初日という事もあり、紅葉で有名な東福寺の通天橋には大勢の見物客が訪れています。京阪「東福寺駅」から東福寺境内まで長蛇の列が出来ており、通天橋では、写真撮影もままならない感じでした。
通天橋は、東福寺仏殿から開山堂に至る渓谷に架けられた橋廊のことですが、寺伝によると、天授6年(1380)、春屋妙葩(しゅんおくみょうは・知覚普明国師)が、谷を渡る僧の苦労を救うために建造したとされています。
写真は、東福寺・臥雲橋から見る通天橋の紅葉と、月下門周辺から見る臥雲橋の紅葉ですが、赤く色づいた紅葉は見事です・・・
通天橋から見下ろす楓(かえで)の庭に建っている虚白の句碑より
「受けてまつ手をすれすれに散る紅葉」(虚白句集)
上の写真は、月下門周辺の庭の紅葉と人に揉まれながら写した東福寺に行くまでの道沿いの紅葉です。
(2012/11/23投稿)