<お山巡り・伏見稲荷大社 Ⅰ>
伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区深草薮之内町)が鎮座する稲荷山の一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰には、多くの神蹟があり、これらを巡拝することを「お山巡り」といいます。(一回りが約4km、所要時間は、大体約2時間?くらいでハイキングコースとしても人気があります。)
昔は、頻繁に行った「お山巡り」ですが、ふと思い立ち、久しぶりに登ってみました・・・
※ 天明7年(1787)に刊行された、拾遺都名所図会(しゅういみやこめいしょずえ)によると、稲荷社への参詣ルートは、現在と異なっており「新熊野(いまくまの)より三つの峯へ詣ずる道(稲荷坂)」で、古くは「還坂(かへりざか)」と呼ばれていました。「お山巡り」は、平安時代より行われており、江戸時代の頃までは2月初午の日に行うのが通例でした。
写真左は、稲荷大社参道の食事処ですが、稲荷名物のすずめ・うずらの焼鳥や定番のいなり寿司、きつねうどん、天婦羅などが並んでいます・・・τ(^^ )
有名な稲荷塗で彩られた二叉に別れる千本鳥居(写真右)は、稲荷大社本殿の東方にあります。千本鳥居を通り抜け、ひとまず奥社奉拝所に向かいます。
以下、奥社奉拝所、熊鷹社~四ツ辻に続く・・・
(2013/3/1投稿)
※地図赤印は、二叉に別れる千本鳥居