京都観光/旅行・ぶらり伏見京都伏見の名花、名木

 
京都の名所旧跡の傍らには多くの由緒ある名花、名木があります。

紫陽花

 アジサイ
藤森神社

見頃 例年 5月中旬〜7月頃
紫陽花は、古くは「あづさい(集まった藍色花)」といわれた。
アジサイ祭り(6月15日)
苑内には20数種、3500株の紫陽花がある。

睡蓮

 スイレン
勧修寺

見頃 例年 5月中旬〜9月頃
氷室池(池泉舟遊式庭園)の一面に咲く。その他、燕子花(カキツバタ)など

紅葉

 モミジ
東福寺(通天もみじ)

見頃 例年11月中旬〜12月上旬
通天橋(つうてんきょう)から見下ろせる。約2,000本
開山聖一国師(円爾・えんに)が、宋国より持ち帰った唐楓という中国産のモミジが繁殖したものといわれ、葉が三つに分かれて黄金色になるのが特徴。

伊吹

 イブキ
東福寺

三門と仏殿の間、左寄り(京都市指定・登録文化財)
開山国師とのゆかりが深く、江戸時代には既に古樹として知られる。
「円栢(イブキ)の古樹は、開山国師、宋国より携へ来る云々」(都名所図会巻三)

 サクラ
墨染寺(墨染桜)

見頃 例年 4月上旬
本堂前
「深草の野辺の桜し心あらば、今年計りは墨染に咲け」(古今集)
醍醐寺

見頃 例年 4月上旬
豊太閤花見行列・4月第二日曜
下醍醐境内の表門から仁王門に至る馬場。(桜の馬場)

 マツ
伏見稲荷大社(根上り松)

奥ノ院(命婦社)より山頂に通じる参道の左
木の股をくぐると、神経痛、腰痛、肩こりが治るとの信仰があり、「奇妙大明神」「膝松さん(ひざまつさん)」と呼ばれる。

 スギ
稲荷山(しるしの杉)

一ノ峰と二ノ峰の間の青木谷に群生する杉のこと
昔は、毎年2月の初午(はつうま)の日に参拝した後、この杉の苗を持ち帰り、庭に植えるならわしがあった。もしその木がつけば、願い事が叶うとされ「しるし(験)の杉」の名が生まれた。

椿

 ツバキ
御香宮神社(おそらく椿)

例年 例年 3月中旬〜4月上旬頃
本殿左横の参集殿の傍(五色の散り椿)

小堀遠州(茶人、作庭家)が、「おそらくこれほどの見事な椿は、ほかにはあるまい」と感嘆したことに由来する。

 フジ
御香宮神社(所がらの藤)

社務所の庭内
「ところがらの君が言の葉千世かけて春に忘るな宿の藤波」後水尾上皇

蘇鉄

 ソテツ
御香宮神社

京都市指定・登録文化財
樹齢は不明。概ね慶長十年(1605)の本殿建築時前後?

 ナツメ
乃木神社

本殿に至る中央参道の傍
旅順水師営の会見(1905年日露戦争中の旅順軍港攻防戦における停戦条約の締結の際の会見)の庭先にあったナツメの萌芽を移植したもの。

 モチ
金礼宮(クロガネモチ)

樹齢1,000年とも言われるが、実際は不明。「山城名跡巡行志」第五(宝暦4年・1754)に神木の記載がある。・京都市指定・登録文化財

山桃

 ヤマモモ
金剛王院(一言寺)

参道石段頂上にある表門を入って右・京都市指定・登録文化財
※京の名花・名木(淡水社)より抜粋致しました。

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