御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)
京都市伏見区御香宮門前町
京阪「伏見桃山駅」、近鉄「桃山御陵前駅」から徒歩約3分
古来より、御香宮神社は、伏見九郷の総産土神として深く崇敬されていました。伏見山(木幡山)は往古から神々の坐す神奈備の山(御室山)であり、そこに奉祭されていた神社が「御諸神社(みもろじんじゃ)」と称されていました。
この伏見山にあった御諸神社が「御香宮神社」の起源とされており、862年(貞観4年)に境内から香りの泉が湧き出したことから、清和天皇より「御香宮」の名を賜ったと言われています。10月上旬に行われる御香宮神幸祭は「伏見祭」といわれ伏見区随一のお祭りです。
御香宮神社境内に建つ桃山創築の表門は、伏見城の大手門を移築したものとされ、本殿とともに、重要文化財に指定されています。その他、遠州ゆかりの石庭や伏見義民碑などがあります。
※伏見九郷とは、伏見城築城以前の伏見庄のことであり、山村(六地蔵)、舟戸庄村(伏見柿木浜)、久米村(伏見南久米)、法安寺村(深草五郎太町)、即成就院村(堀内江戸町)、石井村(御香宮社)、森村(伏見工兵営地)、北尾村(深草古御香)、北内村(深草大亀谷)の九郷を言います。
※鳥羽伏見の戦いでは、伏見奉行所を砲撃する拠点として、倒幕軍がここに本営を構えたことで知られています。
○関連ページ 古御香宮 御香宮神幸祭 御香宮神幸祭(花傘)
大手筋通に面する御香宮神社の表門 | |
拝殿の唐破風には鯉の瀧のぼりの彫刻が施されている | 環境省名水百選認定「伏見の御香水」 |
御香宮神社・毛利橋通からの入り口 | 御香宮神社のソテツ 樹齢は不明。概ね慶長十年(1605)の本殿建築時前後? |
伏見義民碑 伏見義民とは、伏見奉行小堀政方の悪政に対して江戸幕府に直訴した7名の伏見の領民(文珠久助ら7人)のことです。 |
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