京都観光/旅行・ぶらり伏見

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京都観光情報や歴史探訪などをメインとした京都観光ブログ。観光気分で、ぶらり京都を散策。
ぶらりblogでは、主に京都伏見周辺を中心にぶらり散策しながら、京都の町並みや人気の観光スポット、京都の観光名所、ひっそりと佇む歴史の足跡などをブログ形式で紹介いたします。


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料亭「魚三楼」と出窓の弾痕


魚三楼出窓の弾痕

「魚三楼」は、江戸時代の明和元年(1764)に讃岐出身の初代・三郎兵衛が創業。古くより各藩の大名屋敷の料理方などをしていた老舗の料亭です。(京都府京都市伏見区京町3丁目)
「魚三楼」の出窓の桟と柱の弾痕は、慶応4年、薩摩藩と会津藩、新選組の「鳥羽・伏見の戦い」の時に、銃撃戦の流れ弾が料亭に飛び込んできて、出来たものとされています。 この周辺は「鳥羽・伏見の戦い」での激戦地であったため、京町以西の多くの家は焼けましたが、幸いにも魚三楼は焼失を免れました。

観月橋


観月橋観月橋

京阪宇治線「観月橋駅」の南を流れる宇治川に架かる橋が観月橋です。(京都府京都市伏見区豊後橋町)
観月橋は、もともと豊後橋(ぶんごばし)と呼ばれ、京都と奈良を結んでいた大和街道を伏見の城下町につなぐため、豊臣秀吉が豊後国・大友巍統(おおともよしむね)に命じ、架橋させた橋です。桂橋、指月橋などとも呼ばれていました。 観月橋の辺りは、平安時代より、指月の森と言われた景勝地で、昭和初期まであった巨椋池(おぐらいけ)の水面に映る月を眺めた月の名所です。指月は「四月(しげつ)」のことで、ここから眺める月が宇治川の浅瀬に浮かんで、空の月、川の月、池の月、盃の月を同時に見ることが出来たと言われています。
小瀬 甫庵(おぜ ほあん)の「太閤記」では、この付近の景色の優れている様子が書かれています。
「平等院扇の芝、塔之嶋、山吹瀬、宇治おちかた、うぢの蔵松、真木の釣月、ふしみの指月、其景いづれかましおとりせる」

宝塔寺


宝塔寺宝塔寺

日蓮宗寺院である宝塔寺(京都府京都市伏見区深草宝塔寺山町)
古くは真言宗の大寺(極楽寺)であり、「源氏物語」第33帖 藤裏葉(ふじのうらば)における恋物語の場所となったのが、宝塔寺の前身である極楽寺です。宝塔寺には、七面山の山麓から山頂に向かって本堂・客殿・方丈・塔頭など30余棟の堂宇が立ってます。宝塔寺の本堂は、豊臣秀吉が方広寺大仏殿を建立した際の余材を使い、11年の歳月をかけて、慶長13年(1608)に完成したものです。
右の写真は、七面大明神に行く七面宮参道の入り口です。「頭上注意」の看板が掛かっております。ご注意を・・・

★宝塔寺へのアクセス
 京阪「深草駅」徒歩約10分、JR「稲荷駅」徒歩約10分
★宝塔寺の重要文化財
 多宝塔、四脚門(総門)、本堂

東寺(教王護国寺)


東寺東寺

近鉄「東寺駅」から西へ約500mのところにある東寺。(京都府京都市南区九条町)
京都の代表的な名所であり、平成6年12月には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。国宝である五重塔はいつ見ても圧倒されます。

★東寺へのアクセス
 近鉄「東寺駅」徒歩約7分
★東寺の観光見所
 立体曼荼羅、薬師三尊像、五重塔
★東寺の国宝
 金堂、五重塔、大師堂、蓮花門、観智院客殿、絹本著色真言七祖像(絵画)、木造五大菩薩坐像(4躯)など多数

伏見稲荷大社


伏見稲荷大社伏見稲荷大社

土日は、観光客で賑わう伏見稲荷大社。(京都府京都市伏見区深草藪之内町)
伏見稲荷大社は、数年前の私の散歩コースです。稲荷山には小祠や小塚が多くあり、それらをめぐることを「お山巡り」と言います。「お山めぐり」は、奥社奉拝所から始まり、標高233mの稲荷山(一ノ峰)を一巡する約4Km、2時間ほどのコースです。途中の「四ツ辻」では京都市街地が一望できます。休日には、よく伏見稲荷大社から東福寺まで歩いてました。
伏見稲荷大社→東福寺コース

伏見稲荷大社鳥居

伏見稲荷大社は、全国に約3万ある稲荷神社の総本宮です。
稲荷の由来ですが、「山城国風土記」では、秦伊呂具(はたのいろぐ)が餅を的にして矢を射ったところ、その餅が白鳥になって山の峰に飛んで行き、そこに稲が生えたので、「イナリ」の社名になったと伝えてます。
秦伊呂具とは・・・伊呂具が、稲荷山の三ヵ峰に三柱を創祀した言われてます。
伏見稲荷大社の簡単な説明はこちら
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★伏見稲荷大社へのアクセス
 JR「稲荷駅」下車すぐ、京阪「伏見稲荷駅」徒歩約5分
★伏見稲荷大社の観光見所
 千本鳥居、本殿、楼門
★伏見稲荷大社の重要文化財
 本殿、御茶屋