京都観光/旅行・ぶらり伏見

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京都観光情報や歴史探訪などをメインとした京都観光ブログ。観光気分で、ぶらり京都を散策。
ぶらりblogでは、主に京都伏見周辺を中心にぶらり散策しながら、京都の町並みや人気の観光スポット、京都の観光名所、ひっそりと佇む歴史の足跡などをブログ形式で紹介いたします。


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藤森神社


藤森神社藤森神社

洛南深草の古社である藤森神社。(京都府京都市伏見区深草鳥居崎町)
藤森神社は、5月5日の藤森祭で神社境内の参道馬場で駆馬神事(かけうましんじ)が行われるなど、馬の神社であることから競馬関係者の参拝が多く、また日本最初の学者と言われる舎人親王を祭神としている事から、学問の神として受験の勝運をもたらす神社とされます。
豊かな樹木で神社の森となっており、6月のアジサイが有名なため、「アジサイの宮」と呼ばれてます。

★藤森神社へのアクセス
 JR「藤森駅」、京阪「墨染駅」徒歩約10分
★藤森神社の重要文化財
 境内社八幡宮本殿、境内社大将軍社社殿、木造狛犬(一対)、紫糸威鎧

石清水八満宮


石清水八満宮石清水八満宮

八幡市(京都府八幡市八幡高坊)にありますので、ぶらり八幡になります。(^-^)v 右の写真は、京阪八幡市駅より、男山ケーブルに乗るための案内板です。
石清水八満宮のある男山ですが、古くは清水の沸く霊泉(石清水社)がありました。石清水八満宮は、貞観元年(859)大安寺の行教律師が「京の近くで鎮護国家せん」との神託を受け、大分の宇佐八幡宮を勧請、この地に創建されました。
厄除けで有名な石清水八満宮は、伊勢神宮・賀茂神社(上賀茂神社と下鴨神社)とともに日本三社の一社であるほか、宇佐神宮・筥崎宮(または鶴岡八幡宮)とともに日本三大八幡宮の一社です。
お参りに行く途中で、頭に「どんぐり」が落ちてきました・・・( ̄∇ ̄*)ゞ

★石清水八満宮へのアクセス
 京阪「八幡市駅」より「男山ケーブル」
★石清水八満宮の重要文化財
 石清水八幡(16棟)、石燈籠、木造童形神坐像(4躯)、類聚国史 巻第一、第五など

伏見桃山城


伏見桃山城伏見桃山城

伏見の高級住宅地の奥に、伏見桃山城(京都府京都市伏見区桃山町古城山)はあります。かなりの坂道なので一気に歩くのは、若干大変σ(^_^;)?
もともと伏見九郷と呼ばれる農村の地であった伏見の地において、文禄3年(1594)豊臣秀吉が隠居後の住まいとするために、指月山に建設したものが指月伏見城(JR桃山駅の南、桃山町立売周辺と推定・慶長元年(1596)の慶長伏見地震により倒壊)です。
その後、慶長2年(1597)木幡山に再築されたものが木幡山伏見城であり、木幡山伏見城は、「伏見城の戦い」で焼失した後、徳川家康によって再建され、その後寛永元年(1624)に廃城となりました。
伏見城の廃城後、城山に桃の木が植えられました・・・
「およそ日本のうちにかくのごとき桃花の多きところ又あるべからず・・・(伏見鑑、ふしみかがみ・月桂冠史料室蔵)」 と言われたことから桃山の地名が出来たと言われてます。
なお伏見桃山城の内堀の一部は、紅雪池(こうせついけ)や治部池(じぶいけ)に残っています。

伏見桃山城伏見桃山城
現在の伏見桃山城は、1964年(東京オリンピックが開催された年)に建築された模擬天守です。平成15年に桃山キャッスルランドが閉鎖され、京都市が運動公園などと一緒に管理しています。

乃木神社


乃木神社乃木神社

乃木神社(京都府京都市伏見区桃山町板倉周防)は、陸軍大将であり、学習院院長であった乃木希典(のぎ まれすけ 1849~1912)が祀られています。乃木神社は、南海、京阪等の各鉄道の取締役を歴任した神戸の村野山人が、私財を投じるなどの尽力を尽くして、大正5年(1916)に創建されました。
桃山御陵の近くにありますが、結構な上り坂なのでかなりの運動になります・・・
なお乃木神社は、お正月の初詣を兼ねて散策する「伏見五福めぐり」の一つとしても知られています・・・

※「伏見五福めぐり」とは、初詣(1月1日~15日)の期間中、伏見を代表する5社寺をまわり、色紙に5つ朱印を集めます。全て揃うと先着2,000名に干支の土鈴がもらえます。
長建寺  ・・・開運・商売繁盛・諸芸上達
藤森神社 ・・・勝運・勝運
乃木神社 ・・・学業・勝運
大黒寺  ・・・出世・開運・金運
御香宮神社・・・安産・開運・厄除

乃木神社乃木神社
上の写真の棗(なつめ)の木は、旅順水師営の会見(1905年日露戦争中の旅順軍港攻防戦における停戦条約の締結の際の会見、旅順水師営のある農家で行なわれた。)の庭先にあった棗の萌芽を移植したもので、乃木神社の本殿に至る中央参道の傍にあります。

伏見のお酒


伏見のお酒伏見のお酒

水の美味しい伏見には、酒造メーカーが多く立地してます。伏見の地下水は、酒造りに適したミネラルを含む中硬水であり、現在、酒造用井戸は50本を超えています。
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上の写真は、御香宮神社に並べられている酒造メーカーの酒樽(写真右)と道すがらとある場所の道路沿いに展示されているミニ酒樽(写真左)です。

酒林酒林
明治時代には、秋祭りが終わり、新米が運ばれてくる11月頃、丹波杜氏や越前杜氏たちが、蔵人(くらびと)をつれて伏見を訪れ、酒造りの勘と技を競っていました。
冬になると、新酒が出来たことを知らせる酒林が吊るされ、町中に芳醇な香りが漂います。
※ 酒林(さかばやし・上の写真)は、杉の葉(穂先)を集めて球状にしたもの(杉玉)で、造り酒屋の軒先に吊し、新酒が出来たことを知らせます。