城南宮 七草粥の日(京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町)
城南宮では、旧暦の正月7日に近い2月11日に神事が行われ、春の七草である、芹(せり)、薺(なずな)、菘(鈴菜・すずな)、蘿蔔(清白・すずしろ)などを神前に供えます。(写真右は、七草粥の会場である城南離宮斎館)
七草粥は、芹、薺、菘、蘿蔔の他、繁縷(はこべ)、御形(ごぎょう)、仏の座(ほとけのざ)などの「七草」を細くし、人日の節句(1月7日)の朝、炊きたての粥に叩いた七草を入れる節句料理のことですが、春先に若菜の七草粥を食し、無病息災を願う風習は「源氏物語」の若菜の巻にも見られます。
参拝者は、城南離宮斎館にて七草粥(1膳500円)が振る舞われ、1年間の無病息災、延命長寿を祈願します。
「唐土の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に 七草なずな テッテッテロロロ・・・」
城南宮の七草粥は、塩味が程よく、中にはお餅が入ってました (^_^)v