御香宮神社(京都府京都市伏見区御香宮門前町)に、一年の感謝と新年の無事を祈願しに行ってきました。
初詣は、門松を飾っておく松の内の期間(1月7日まで、関西では1月15日が多い)に行われるのが一般的ですが、元日早々より、一年の幸せを祈願する初詣の参拝客でいっぱいでした・・・。順番待ちが若干大変です。
右の写真は、参拝途中の大手筋商店街の賀正の垂れ幕です。最近、元旦より営業している店が多く、また福袋などを出しているお店もあり、どこも盛況な感じでした。
(2013/1/1投稿)
京都観光情報や歴史探訪などをメインとした京都観光ブログ。観光気分で、ぶらり京都を散策。
ぶらりblogでは、主に京都伏見周辺を中心にぶらり散策しながら、京都の町並みや人気の観光スポット、京都の観光名所、ひっそりと佇む歴史の足跡などをブログ形式で紹介いたします。
京都市伏見区御香宮門前町(ごこうぐうもんぜんちょう)
御香宮神社へのお参り途中の御香宮門前町に鳥居があります。・・・参拝に限らず、国道へ出るためにこの鳥居を通る必要がありますので、通勤する人や車、バイクなども頻繁に鳥居通りますが・・・。
鳥居の北側に「御香宮門前町」の案内板があり、鳥居の由来が記載されていました。
「江戸時代は宮前町と称し、御香宮境内地として扱われていた。西面して建つ木造の鳥居は、当初、石造鳥居が紀州徳川頼宣より寄進されたが、寛文年間の地震により倒壊した。その後これに替えて木造鳥居が先例に倣い紀州徳川家より寄進された。先年、台風により傾いたのを機に基礎部分を掘り返して新たな鉄筋コンクリートによる補強工事を実施した。・・・(以下略)」
曇空でしたので、以前撮っていた鳥居の写真も載せました・・・(^o^)/>
伏見稲荷大社の最寄駅という事もあり、駅舎内の柱が一部朱色に塗られており、趣きのあるJR稲荷駅(京都府京都市伏見区深草稲荷御前町)
JR稲荷駅構内には、明治12年に作られた国鉄時代の最古のランプ小屋(準鉄道記念物)があります。JR稲荷駅ランプ小屋は、明治13年(1880)に竣工した京都~大津(浜大津)間を結んだ旧東海道線の貴重な遺稿です。当時は、まだ蒸気機関車(SL)でした・・・
明治時代の木造客車の車内照明には、灯油ランプが使われており、このランプと燃料を収納するための小屋が「ランプ小屋」でした。
※ JR稲荷駅ランプ小屋は、ロープ、柵等で囲まれており、通常は中に入る事は出来ません。(内部の見学は要予約です)
♪ ここがそれかや松茸の 名に聞く伏見の稲荷山 汽車の窓から首だして 居がら拝む赤鳥居 ♪(東海道唱歌)
欣浄寺(ごんじょうじ・京都府京都市伏見区西桝屋町)
欣浄寺は、京阪墨染駅の南西方にある曹洞宗の寺院です。江戸中期の銘をもつ欣浄寺の本尊は、高さ5.3mの「昆盧舎那仏坐像」で、通称「伏見の大仏さん」と呼ばれています。
欣浄寺は、小野小町との悲恋物語で有名な深草少将(寺伝では、深草少将義宣・よしのぶ)の屋敷跡と言われており、ここから山科に住む小町のもとに約百日通ったという伝説「百夜通い(ももよがよい)伝説」が残ってます。
※ 通った場所が随心院周辺とすると、大岩街道経由でマップの徒歩測定距離は約5.5km、片道徒歩1時間10分くらいとなりました・・・
欣浄寺境内には、涙の水と呼ばれる「墨染めの井戸(写真右)」のほか少将塚、小町塚などがあります。
「通う深草、百夜の情、小町恋しの涙の水が、今も湧きます欣浄寺」西条八十(さいじょう やそ)
また、小野小町がここにやって来た際、その美しい姿を池に映して詠んだ「面影の変わらで年のつもれかし、たとひ命に限りありとも」の歌より、欣浄寺にある池は、「姿見の池」と呼ばれています。
京都市伏見区油小路通沿いの「パルスプラザ」の南横にある京セラ本社前の公開空地(京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町)にて、年の瀬恒例の夜間イルミネーション(今年は12月13日~12月31日の期間)が行なわれています。
約20万個のLEDライト等を用いた「積雪の光の森」のイルミネーションですが、ライトアップされた華やかな光の空間が演出されており、周辺一帯が幻想的な感じになってます。いわゆる京都伏見版ルミナリエ・luminarieです・・・\(^_^)/
(2012/12/30投稿)