京都観光/旅行・ぶらり伏見

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京都観光情報や歴史探訪などをメインとした京都観光ブログ。観光気分で、ぶらり京都を散策。
ぶらりblogでは、主に京都伏見周辺を中心にぶらり散策しながら、京都の町並みや人気の観光スポット、京都の観光名所、ひっそりと佇む歴史の足跡などをブログ形式で紹介いたします。


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ぶらりblog 京都観光/旅行 記事一覧

湯立神楽・城南宮


城南宮祓神楽

本日2時より、城南宮(京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町)にて、湯立神楽が行なわれました。
湯立神楽(ゆたてかぐら)とは、釜で煮えたぎらせた湯を使い、無病息災や五穀豊穣などを願う神事のことです。 右の写真は、4人の巫女さんが神楽鈴や扇を手にして祓神楽(はらいかぐら)を華麗に舞う様子で、湯立神楽の前に行なわれました。

湯立神楽湯立神楽
沸き立つ湯で厄を払う湯立神楽は、文政6年(1823)の銘を持つ直径70センチ近い大釜をもちいて行なわれ、笹の葉で勢いよく大釜の湯を散らして邪気を祓い、無病息災、願望成就を祈ります。
右の写真は、巫女さんが釜の湯を含んだ笹の葉を参拝者に散らし、今年の無病息災を祈る様子です。私も笹の葉を散らして頂きました。沸き立つぐらい・・・今年も良い年でありますように・・・
(2013/1/20投稿)
公式HPはこちら 城南宮 湯立神楽

唐人雁木旧趾


唐人雁木旧趾唐人雁木旧趾

旧京阪国道の納所の交差点近くに唐人雁木旧趾があります。(京都府京都市伏見区納所町)
唐人(とうじん)とは、江戸時代、日本へ派遣された李氏朝鮮の使節(朝鮮通信使)のことで、慶長12年(1607)から文化8年(1811)まで12回の来日がありました。また、雁木(がんぎ)とは、船着場の桟橋に続く木の階段のことです。
最初の来日のとき、朝鮮通信使は、瀬戸内海より淀川を上って納所に到着、その後2週間かけて江戸に行きました。
「目の前に百板橋といわれる橋が川を横切って見えた。
・・・陸に下り橋を過ぎ一部舎に着した。これは秀吉妾の家(淀殿の城)である」(朝鮮通信使側の記録)
淀城内での饗応は、通信使に三の膳まで出され、また唐人雁木周辺では一晩中かがり火が焚かれ、川の両岸には高張提灯が立ち並べられたと言われています。

法界寺裸踊り


法界寺法界寺修正会

法界寺(京都府京都市伏見区日野西大道町・京阪バス「日野薬師」)では、毎年元日より2週間、五穀豊穣・心願成就を祈る修正会(しゅしょうえ)が行なわれます。この厳寒の荒行の結願(けちがん)の日である1月14日の夜、阿弥陀堂の広縁で地元の信者が下帯のみで「頂礼(ちょうらい)、頂礼」と激しくぶつかり合う法界寺裸踊りが行なわれます。

法界寺法界寺裸踊り
写真右は、若干雨模様で寒い中でしたが、今日の夜7時30分過ぎに、まず初めに行なわれた子供たちによる法界寺裸踊りの様子です・・・聞くところによると、参加希望者は、地元の日野小学校の生徒さんたちが多いだとか・・・
かなり寒いので風邪 (゜_゜;) などひきませんように。
この日授かる牛王串(ごおうぐし)は豊作のお守りとして、また踊りに用いられた下帯は妊婦の腹帯として篤い信仰を集めています。
(2013/1/14投稿)

伏見稲荷大社(新年の参拝)


伏見稲荷大社しるしの杉

遅ればせながら、伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区深草藪之内)に新年の参拝に行ってまいりました。さすがに伏見稲荷大社! 1月も中旬となりますが、やはり参拝者が多いです・・・ (゜ロ゜;)!
写真右は、しるしの杉と福かさねの垂れ幕です。
しるしの杉は、伏見稲荷大社にある神木の杉ですが、かつては参詣者がその枝を折って持ち帰り、久しく枯れなければ願いが成就するとされました。
「御堂の方より、『すは、稲荷より賜はるしるしの杉よ』とて、うちおどろきたれば夢なりけり。」
(更級日記・九ノ夢)
福かさねは、朱塗りの守矢(まもりや)に稲穂、絵馬、境内の神木の杉である「しるしの杉」などを束ねて作られています。
(2013/1/13投稿)

伏見城石垣


桃山東小学校伏見城石垣

伏見城石垣(桃山東小学校内・京都市伏見区桃山町伊庭)
木幡山伏見城の石垣は、昭和52年(1977)に桃山東土地区画整理事業(桃山紅雪町)の造成工事中に発見されました。石垣の全長は100m余りあったとされ、このうち比較的重要と思われる15mの石垣(京都市史跡)が桃山東小学校の正門の左手奥に移築保存されました。写真左は、桃山東小学校の正門周辺です。
伏見城周辺の発掘調査の概要は、京都市HPに記載されていますが、これによると、桃山紅雪町で発掘された石垣は、城の東側に位置する武家屋敷のもの推測されています。
京都市HP 伏見城跡を歩く